色をはかってみる話

こんにちは!今回は理系っぽいことを書きたいと思います!

今学期に取っている実験についてです。

真面目にレポートは書いたので、こっちもちょっと真面目に書いてみようと思います。

 

今週の実験はこちら~

色計算

その名の通り、色を計算してどんな色なのかっていうのを調べます🌈

目的は、色決定のメカニズムを理解すること!

色をはかるってなにをどうやってはかるんじゃい!って感じですが、そういう機械があるんですね〜たぶん今後二度と使うことはないだろうな〜

 

やったこと

今回やった実験は3つです。

ひとつめ〜

シアン、マゼンタ、イエロー、レッド、グリーン、ブルーの6色のカラーフィルターに可視光を当てて色ごとの透過率を調べる!って感じの実験です。なんかよくわからないアナログチックな機械(分光光度計というらしい)を使って何回も何回も同じ作業してました。頭が狂いそうでした。夢で数値をぶつぶつつぶやきそう。

この透過率から、計算式を使うと各色の色相とか明度とか彩度なんかの値がわかります。

計算で求められたxとyの値を使ってグラフにすると実験値の各フィルターの色度図っていうのが作れます。

こんなのです。

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この色調図を使って、実験で得られた数値を当てはめて、各色の主波長っていうのをもとめました。

この主波長ってのがこの実験のメインらしい!

この主波長、マゼンタの場合だけ補助主波長っていうのをとるんですが、光では赤紫とか青紫って色は存在しないらしいです。不思議。

たしかに、虹とか色が赤と青がつながっていたら無限に広がっちゃいますもんね。

 

ふたつめ〜

CMY(シアン、マゼンタ、イエロー)の3色のフィルターを重ねて、重なった部分の色はどうなるか観察しました。

色の三原色ってやつですね。

こんなのです。一度は見たことがあるのでは?

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減法混色といってプリンタやカラー写真などに使われてます。

紙などに印刷し色素が吸収され、吸収されなかった色素を光が反射したものを見ているので、光を通していないものはこの混色方法になりますね。

 

同様にRGB(レッド、グリーン、ブルー)のカラーフィルターを通したハロゲンライトを使用して照射された光を観察しました。

これは光の三原色なんて言われてます。

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加法混色といってパソコンのディスプレイやテレビなどがこれを利用しています。

光を利用しているので重なった部分はエネルギーが高くなり、色は白に近づいていきます。

 

みっつめ〜

印刷方法の異なる2枚の絵の一部をルーペで観察し、違いをスケッチしました。

AM印刷とFM印刷の絵です。

お絵かき感覚で一番楽しかったです。水玉水玉ドット柄〜

それぞれの印刷方法の特徴と長所短所をまとめました。

どちらがいいかは目的に応じてうまく使い分けていきたいところ。

企業なんかで使用するときはコストとの兼ね合いが重要になってくるので、そのへんもわかりやすくまとめられるといいかもですね。

 

感想

グラフと図が多くてまとめるのが大変でしたが、色の構造について理解が深まった気がします。

人間の目で見えてるものって光とかなーり密接な関係にあることがわかりますね〜

画像系の実験は興味があるし好きなのでやってて楽しいです。

見たまんまなので書くことも少なくてラク。

こんな感じで今後も忘れないようにやったことをまとめていこうかな。

 ちなみにこれはわたしの個人的な見解もふんだんに盛りこまれているのであまり参考にはしないほうがよいです。

間違ったことを書いていたらごめんなさい、カラーフィルム買います。。。